レポート
お台場ドットコム FNキャラバン

15:30から開始予定だったイベント2回目は、10分遅れの15:40からスタート。司会は「めざましテレビ」でおなじみの軽部アナウンサー。
RQ13人が一人ずつステージに登場した後に、いよいよゲストの登場。1回目に引き続き、飯田章さん、影山正美選手、そして立川選手。

軽部:
ようこそお越しくださいました。きょうはよろしくお願いします。それではまず、影山選手、みなさんに一言お願いいたします。
正美:
みなさんこんにちは。暑い中って言おうと思ったら涼しくて・・・今日はぜひ楽しんでいただきたいなと思います。
軽部:
ありがとうございます。立川選手からも一言ご挨拶をお願いします。
立川:
OlympicKONDOレーシングの立川祐路です。今日は普段サーキットに来ている方もそうでない方もよろしくお願いします。
軽部:
今日はお台場に遊びに来ていて、たまたまこのイベントに参加している方も多いんですよ。フォーミュラニッポンを知らなかった方もいらっしゃると思いますので、そういう方にもわかりやすく進めていきたいと思います。飯田さんは、ピットリポーターとしてこのお二人のことをどのように見ていらっしゃいますか?
飯田:
影山選手は毎回必ず上位に顔を出していますし、立川選手は、このところ調子もいいんですけど、近藤監督に言わせれば、もう一つ何かが足りない、と。
軽部:
影山さん、今飯田さんからお話がありましたけれど、影山さんご自身はいかがですか。
正美:
今年フォーミュラニッポンに復活して、前半走ってきましたけど、上位で勝負ができてポイントも取っているので、あと4戦、ここからが勝負です。
軽部:
立川さん、今飯田さんと耳打ちしたりして私語をしてましたけど・・・。「何か足りない」っておっしゃってましたけど、飯田さん。
飯田:
近藤監督から・・・。
立川:
監督このあいだ「俺が表彰台の乗り方見せてやる」って言ってたんだけど、表彰台乗らないで終わっちゃったんですよ。(笑)
軽部:
近藤真彦さん、マッチのことは皆さんよくご存じだと思いますけど、監督としてのマッチって言うのはどういう人なんですか?厳しい監督なんですか?
立川:
最初の頃は優しかったんですけど、だんだんいろいろ言われるようになって、けっこう厳しいです。
軽部:
ってことはドカーンと言われるのではなくて、ちょっとネチネチネチネチという感じ?
立川:
けっこうねちっこく。ちょっと4位が続いてるんで、けっこうちくちくと言われますね。
軽部:
なるほど。もう少しじゃないか、っていうところで・・・。でも良い監督なんでしょ?
立川:
基本的には。(笑)
軽部:
基本的じゃないところっていうのは、どうなんですかね。ちょっと気になりますけども。・・・影山さんと立川さんは、影山さんが大先輩ということだと思うんですけど、普段の時はけっこう親しかったりするんですか?
正美:
そうですね。昔一緒に走ってたこともあるんで。
軽部:
じゃあやっぱり仲良しだし、お互いにアドバイスしあったり・・・それはやっぱりしないんですか?
正美:
同じチームにいた頃はありましたけど、今はライバルなので、教えない。(笑)
軽部:
お二人は今、トップドライバーとして活躍していらっしゃいますけど、そもそもレーサーになるきっかけというのは何だったんですか?
正美:
僕は兄がいて、いつもいろいろ教えてもらって、たいがい悪いことだったんですけど(笑)。「面白いぞ」って言われると一緒にやって、それでレースをやろうっていうことに。
軽部:
では、お兄ちゃんの影響があって、ということですね。立川さんはどうしてまた、レースをやることになったんですか。
立川:
僕は周りにレースをやっていた人はいなかったんですけど、中学の時にフジテレビの番組でF1を見てかっこいいなと。
軽部:
それはいつ頃ですか?
立川:
いつ頃ですかね。89年とかそのくらい?セナとかプロストとかの頃ですね。
軽部:
ついこの間という気もしますけれども、それが今立川選手がトップドライバーになっているんですからね。飯田さんはなんですか?
飯田:
僕はたまたまサーキットに遊びに行って、それで覚えました。姉と一緒に行ったんですけど。
軽部:
みなさんそれぞれのきっかけがあるんですね。さて、今日はイベントがございます。楽しんでいただこうと思いまして、あらためて後ろをご覧ください。(ゲスト3人真後ろを振り返りスクリーンを見る)このレーシングギャルのみなさん・・・スクリーンではございません、生で見てください。どうです!13人!そろいもそろいまして。まあ見慣れてるでしょうけどね。
正美:
そんな見れないですよ。
軽部:
美人揃いでねぇ。・・・みなさん、なんで黙ってるんですか。今日はこれだけレースクィーンのみなさんがそろっているんで、めったに無いことなので、レースクィーンのみなさんを巻き込んで、ゲストの方も加わって楽しいことをやろうではないかということで、こんな企画を考えてみました。「レースクィーンはどこまでフォーミュラニッポンのことを認識しているのか」をチェックしてみたいと思います。当然フォーミュラニッポンのことなら全部知っているだろう、ということで、ぜひ会場のみなさんもご自身でチェックしながら、楽しんでいただければと思います。題して「フォーミュラニッポン診断チェック」。

ということで全員が席に着き、出題者が軽部アナ、回答者が13人のRQ、正解と解説が正美選手と立川選手、そして飯田さんはRQチームの監督ということに。

最初は○×クイズ。

第1問:フォーミュラニッポンでマシンの燃料はガソリンを利用している。

RQは全員「○」の札を上げる。正美選手の出した正解は「○」。

軽部:
(賞品は?という声に)当たった方には、あとで飯田さんがほめる。影山さんは自分のチームをほめる。立川さんも自分のチームをほめる。ということで。さて、影山さん、これは普通のガソリンと一緒なんですか?
正美:
はい。普通のハイオク無鉛ガソリンです。

第2問:フォーミュラニッポンのエンジンの排気量は、F1と同じ3000ccである。

RQのうち5人が×を出す。立川選手の正解は・・・出そうとした札をポロッと床に落としてしまい、場内爆笑。あらためて正解は「○」。

軽部:
排気量はF1と同じ3000ccということなんですね。何が違うんですか?
立川:
フォーミュラニッポンは回転が9000回転までと決められていて、リミッターがあたっちゃうんですよ。
飯田:
フォーミュラニッポンは昔は「F3000」と言われていたんですよ。
軽部:
ちょっとモータースポーツの昔を思い出せば、これは絶対分かる問題だったんですね。ちょっと×出した人は?・・・(大池さんしっかり×を出していた)チームKONDOのあなた、間違えましたね?次はがんばりましょう。
立川:
居残りで勉強!(笑)

第3問:普通免許が無くてもフォーミュラニッポンのレースには出場することができる。

RQで○を出したのは3人。影山選手の正解は「×」。

軽部:
普通免許がなかったら、モータースポーツレースに出場することはできない、と。普通免許プラスアルファ何か資格をもってらっしゃるんですか?
正美:
競技ライセンスがあります。国際B級ライセンスを持っていれば乗れるんですけど、だいたいみんなが持ってるのは国内でA級ライセンスですね。
軽部:
国内ライセンスではだめなんですか。
正美:
国内だと国内でのサーキットで結果を残してライセンスをもらうんです。
軽部:
実績を積まないとライセンスをとれないということです。お二人は普通の免許をお持ちで、実際自分で普通の車を運転する機会もあるんですか?立川さんは普通の運転もされるんですか?
立川:
もちろん普通の運転ですよ。
軽部:
どうなんですか、ドライバーの方の普通の乗用車を運転しているときの運転というのはどんな感じなんですか?
立川:
全然普通ですよ。オートマだし。
飯田:
法廷速度守って、おとなしく。
立川:
30km/hで。
軽部:
オートマ運転してるんですか。
立川:
免許オートマ限定なんで。(笑)※第1部で大林素子さんがオートマ限定だという話題が出ていました。

またしても大池さんが間違えており、「飯田さんの隣に座っているのにどういうことだ」と突っ込みを受ける。立川選手から「考え直さないと。監督に報告します」ときつい一言。次間違えるとぬいぐるみに席を取られると飯田さんに脅される大池さん。

第4問:フォーミュラニッポンのマシンにはクラッチがない。

○の人が数人。大池さんはさんざん迷って×に決定。そして、立川選手の出した正解は「×」。

軽部:
つまりクラッチがある、ということですね。
立川:
一応あります。
軽部:
一応ある、っていうのは?
飯田:
立川の場合は、あんまり使わないんですよ。
立川:
僕、免許オートマ限定なんで、クラッチ使えないんです。(笑)※本当は、立川選手は左足ブレーキなので、ギアチェンジのときにクラッチを使っていません。

ステージのスクリーンにテレビでも放送された足元カメラの映像が映し出される。レースでは減速をするときにクラッチを使うが、加速するとき(ギアを上げていくとき)には使っていないドライバーが多いという解説がある。フォーミュラニッポンのマシンのギアは5速まである。バックギアはシフトレバーにはついていないが、バック用に別のレバーがついているとのこと。

続いて記述式の問題に移る。RQにボードとペンが渡されている。飯田さんは「書く字を見れば人柄が分かる」などと言って、プレッシャーをかけている。

第5問:フォーミュラニッポンのシンボルマークと、アルファベットで「Formula Nippon」と書きなさい。

会場のあちこちにシンボルマークのついたのぼりやTシャツなどがあり、軽部さんは必死に隠そうとする。
シンボルマークは上手に描けた人もいるが、漢字の「出」のような絵や、普通の車の絵の人も!アルファベットのスペルを間違えた人も1名・・・。

第6問:表彰台の1位2位3位の順番を書きなさい。

予想通り2位と3位の位置を逆に書いてしまう人が半分くらいいる。「自分のチームで表彰台に載ったことがある人は間違えないよね」という発言も出てプレッシャーをかける。
正解は左が2位で右が3位。大池さんはまたも間違えて「立川さん登ったのに、失敗してしまいました・・・」と苦笑。

第7問:本日のゲスト二人のカーナンバーと名前を書きなさい。

漢字でフルネームを書くというのはなかなか難しいようだ。ゲストの所属チームのRQは当然正解するはずだが・・・。
「影山正彦」と書いたRQには「シャレですか?」ときつい一言。立川選手の名前は「祐二」と書いてしまう人がほとんど。立川選手はぐるっと全員を見ては「ジが違う。ジが」とちょっとショックだった様子。OlympicKONDOレーシングの二人も間違えていました。カーナンバーを含め正しく全部書いたRQは、なんと一人だけ!しかも関係のないチームだったため、ステージからは「ちゃんと覚えてるなんてかえってあやしい」と疑惑をもたれてしまった。立川選手から「監督の名前は書けるよね」と言われ、ボードに書き足した大池さんだったが、「真彦」と書けず、さらに厳しい突っ込みが入っていた。

最後はドライバーの二人に出題。これまでRQに対してさんざん文句をつけていただけに、どんな問題がでるのかと、かなり緊張気味。

問題:所属チームのRQの名前を書きなさい。

立川選手は「うちのチームいっぱいいて・・・」と言い訳しながらボードに向かっている。正美選手は名前は分かっていたけど、漢字が書けず。立川選手は「大池」としか書いてない。「祐路がわかんなくても文句言えないよね」と反撃を食らう。「いつも相手にしてもらえないんで」と言い訳するが、RQ二人に睨まれ「な、なんか顔が怖いんですけど」と・・・。

すべての出題を終えて飯田選手から「正解率高かったし、優秀な方じゃないですか?」と総括があり、クイズコーナーは終了。

軽部:
それでは、ゲストの影山選手と立川選手、第7戦への意気込みを聞かせてください。
正美:
次は富士スピードウェイで、6位以内の結果を目指してがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。
軽部:
がんばってください。続いて立川さんお願いします。
立川:
ここのところ4位が続いているんで、ここら辺で監督にチクチク言われないように、表彰台圏内でレースをできればと思います。応援よろしくお願いします
軽部:
がんばってください。そして飯田さんからお二人へメッセージをお願いします。
飯田:
富士スピードウェイはストレート勝負なんで、他のサーキットに比べてわかりやすくて、なおかつエキサイティングなレースが行われると思います。つまらないレースにならないように、激しいバトルを繰り広げてくれると思うんで、皆さん、期待していてください。
軽部:
飯田さんもピットレポートの方をよろしくお願いします。会場に来ていただいている皆さんもぜひ富士スピードウェイに足を運んでいただき、本日のゲストの二人を応援していただければと思います。もう一度ゲストの3名の方に拍手をお送りください。(ゲスト退場)


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