[かもさん]
予選日は仕事のために見に行けず....(--;
晴れている、結構暑くなりそうだ。毎度毎度の1コーナー
予選 5番手は特にいいグリッドだとはいえないが、しかし富士である。抜ける。
無難にレースを進めることができれば、確実にポイントは取れるし、何かがあれば表彰台だっていける。
スタートが切られた。
そういえば、前回の富士ではドンピシャのスタートで、オープニングラップ1コーナーで一瞬トップに立ったのだった。
そんなことを思っているところに「いいスタートを決めた!このマシンは!」という放送が。よもやと思い、マシンを見る!
....が、1コーナーになだれ込んでくるマシンの中に立川選手....いや、セルモのマシンが無い。(^^;
はぁ????
と思っていると、やっとこ立川選手が来た。この時点で後ろから 3番目。
マシンは今のところ順調に走っている。スタートはいったいなんだったのか?エンストしかけたのか、ギアが入りにくくなっているのか....
どちらにしても、いくら抜ける富士とは言っても、この位置では望むべく物も無い。
順調に後方集団に追いついていくが、レースは序盤だし、集団になってそのポジションでバトルしているマシンを抜いていくのは、よほどストレートが速くない限り無理なことだった。
Aコーナーで柴原選手がクルムに並びかけ、スピンをする。
「あ〜あ、調子良かったのにもったいない」
とはこの時点では思ったが、これがレースを大きく変えるスピン→タイヤ交換であったとは誰も思っていなかった。
1コーナーで寿一と松田選手が接触。とほぼ同時に最終コーナーで大アクシデントが発生。
金石選手のマシンが、最終コーナー内側に巻き込んでクラッシュ、大破したのだ。
1コーナーではその状況はまったくわからなかったが....
放送では、モノコックがちぎれていると言っている。
帰宅後にビデオを見ると、モノコックとエンジンとミッションがバラバラにコースに散らばっていた。美祢のOSAMU選手のクラッシュよりも見た目にはひどいクラッシュになっていた。
レースは赤旗中断。
金石選手は自力でマシンから降り、とりあえず無事なことは確認された。その後、メディカルセンターでの診察でも、足に打撲があるが意識もはっきりしているとのことで、一安心....もちろん、アクシデントはその直後だけで判断できないのだが。
今年2回目の2パート制
2回目のスタートを切る時点で立川選手は 11番手あたりだったと思う。
しかし、ここで面白いことが起こっていた。
1パート目で既にタイヤ交換を済ませているのは、柴原選手のみ。柴原選手はこの時点で野田、本山、トラのトップ集団はおろか立川選手よりも後ろであったが、タイヤ交換をこの2パート目でしなくてもよいのだから、事実上はダントツのトップになっていたのだった。
Stop the トラ。それが誰かと言われていた今年の FN。それを実現するのが、もしかすると柴原選手なのではないか??という状況をはらみながら、2パート目のスタートが切られた。
1周目、多くのマシンがタイヤ交換に入ってくる。
一瞬、なぜこのタイミングなのか気が付かなかったが、考えてみればタイヤを暖めることをこの 37周スプリントレースで2回やるということは致命傷に等しい。
早めに入るのは正しい判断であると私は思った。
が、立川選手は入らず。
前がタイヤ交換に入るとその見た目の順位は上がる。
そして、レース中盤立川選手以外のドライバーがタイヤ交換を終了した時点では、立川選手トップ!
....あんまうれしくない。(^-^;
立川選手は一番最後まで引っ張り、タイヤ交換。タイヤ交換は無難だったようだ。
入賞圏内を争う、3,4台の集団の後ろに立川選手は戻った。
ペースは悪くない。
ペースの上がらない道上をかわし....クルムをずばっとかわし....上位を争っていた野田がスピンして立川選手の後ろに入り....ファーマンにはてこずったが、ファーマンはトラブルでストップしたため、立川選手は 4位まで上がった。
前は、逃げる柴原、バトルしながら猛追するトラと本山....立川選手はその後ろではあるが、間隔は既にかなり開いていた。
レースはラスト数ラップで加熱。
1コーナーの観客席では、柴原とトラの間隔を確認するために立ち上がる人が続出、柴原を応援する声が高くなっていたが....
残り2ラップ、ついにトラが柴原に追いつき、トップに。タイヤがタイヤが厳しくなっていたという柴原は本山にも抜かれ、3位に落ちる....
トラ本山柴原に続き、4位フィニッシュ。
結果だけを見れば、今期3回目のチェッカー、そして2度目の 4位でポイントを取った。悪くは無い。
しかし、まともに考えるとあのスタートすらなければ....柴原を猛追していたトラ、本山、野田のバトルの中に立川の名前があるはずだった(実際ペースはその集団と変わらなかった)し、ピット作業も良かっただけに....う〜ん、あのスタートはいったいなんだったのだ。
帰宅後、ビデオをチェックすると動き出すものの、あっという間に後ろに置いていかれている。
2速に入らなかったのか、ギアを見失ったのか?なんだか解せない。それだけに悔しい感じもする。
で、さらにその後、スタート失敗の原因の情報が....
リミッタースイッチが入っていたというのだ。
フォーメーションはまともに走っているので、これの原因は単純な操作ミスか構造上の欠陥と考えられると思う。
う〜....防ごうと思えば防げそうなミスなだけに....
やはり何かがかみ合っていないのだなぁ。と痛感する結果になってしまった。