天気は曇ってはいるが時折日差しがさすまずまずのコンディション。へたに気温が上がりすぎるよりはよいか....
結果的には 6位に踏みとどまる。しかし、もう少し上位に行けるかもしれないと思っていただけにちょっと残念....
予選後のインタビューでも「いまいち」とのこと。
最終結果は光貞、山西、トムコロ、黒澤、本山、立川、加藤、田中、薫一、ダンブレック....となっている。
第1コーナーにて観戦。完全にウェット....結構寒い。
レインコンディションで多く走っていない今年のマシンは、朝のセッションでどれだけ決勝のセットアップを早く見つけられるかがポイントになるのかもしれない。
が、立川選手は1コーナーでいきなりスピンアウトしてしまう。スピンする瞬間は見逃してしまったが、止まり方から察するにテールが流れたか?
大きなマシン損傷はない。しかし、レインセッティングの方向を間違えていたのか、トラブルだったのか、ミスだったのかはわからないが、なんにせよレインが予想される決勝に向けてやや不安が残る。
立川選手の前の前の場所にいる山西選手がスタート前に消えた。残念ではあるが立川選手にとっては表彰台が見えてくるだけにチャンスとも言える。
そして、スタート。しかし、大失敗。(--;
水煙でよく確認できないが、スタート大成功のダンブレックの先行を許す。
レースは本山が完全にコントロールして展開する。トムコロ、光貞は本山についていこうとするが、届かない。本山はあっという間に 10秒のマージンを作ると後ろを見ながらの走行となる。
「雨なら勝つ」という予選 14番手のファーマンがとんでもないペースで追い上げてくる。立川選手を捕らえると、あっという間に抜かれる。(どこでオーバーテイクしたかは不明のまま)この辺はさすがファーマンといわざる得ない。
立川選手はダンブレックのテールを見続けながら、レースを進めることになる。
その差、2〜6秒....ポイントを確実に取りにいくか、勝負してリスクを抱えるか、それとも単に車が決まってないのか....つかずはなれずの状態が延々と続く。
勝負して欲しいという気持ちになる。が、いけない。ストレスが溜まる。
結局そのままダンブレックとの差 2秒のままフィニッシュ。5位。
とりあえず、久々のポイント(98年FN茂木以来)を確実に取ったということで、結果的にはよかった。おめでとう、立川選手。
ダンブレックを抜いて欲しかったとは思うが、ダンブレックは非常に良いドライビングをしていたと思うのでしょうがないか....
立川選手が持っているポテンシャルはこの程度ではないと思う。ので、次戦以降の立川選手らしい走りに期待したいと思う。
[1999トップ]